引越しは絶対に同等の条件で引越しする人はいないので

さらにこんな意見もある。「トヨタさんと量だけで勝負しても所詮かなわないと思っているし、それに量は結果でしかない。量の勝負じゃなくて、ホンダのアイデンティティというのかな。これはいろいろ議論しているんだけど、品質とか商品などといった、そこで自己主張できるアイデンティティをきっちりしようと」
「何位だとかの順位は気にしない。全方位だと一位との差が圧倒的に大きいですから、ウチは一つひとつの勝負に出るしかない。それぞれのカテゴリーの中で、自分らの商品がどういぅ位置にあるのか考えてやっている」このようにホンダの役員は異口同音に、「シェアよりも強い商品をキチッと持つことが重要だ」と言っているのだ。
 ここでも明らかなのは、国内では最低でも一七〇万台レベル人登録車) を維持しないと、販売店を含めて収益が十分に上がらない構造のトヨタと、四〇万台 (登録車) ほどで利益を出そうとするホンダの考え方の違いだ。自ずとホンダのほうが 「身軽」 になる道理だ。